
りそな中小企業振興財団は、中小企業の技術の振興を図り、わが国産業の発展に寄与することを目的に毎年1回優秀な新技術・新製品の表彰を日刊工業新聞社と共催で実施しています。
- ソフトウエア部門
厳正な審査のうえ優れた新技術・新製品等に対して中小企業基盤整備機構理事長賞(ソフトウエア部門)、優秀賞、優良賞、奨励賞の各賞を贈賞し、副賞として最高100万円を贈呈しています。
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- 一般部門
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- 中小企業庁長官賞(1件。表彰状、盾、副賞100万円)、
- 優秀賞(10件程度。表彰状、盾、副賞100万円)、
- 優良賞(10件程度。表彰状、盾、副賞40万円)、
- 奨励賞(10件程度。表彰状、盾、副賞20万円)

厳正な審査のうえ優れた新技術・新製品等に対して中小企業基盤整備機構理事長賞(ソフトウエア部門)、優秀賞、優良賞、奨励賞の各賞を贈賞し、副賞として最高100万円を贈呈しています。
第37回 中小企業基盤整備機構理事長賞 受賞
外科手術資格支援プログラム
「EUREKA α」
アナウト株式会社
〒100-0011
東京都千代田区内幸町2-1-6 WeWork日比谷パークフロント
TEL.03(6823)8773
https://anaut-surg.com/
リアルタイム外科手術支援AI(人工知能)システム「EUREKA α(ユーリカ アルファ)」は、内視鏡や手術支援ロボットの画像を、手術の最中にリアルタイムで解析する。AIが手術の際に剥がす対象となる疎性結合組織層などを強調して提示し、医師を支援する画期的な製品。
2024年に国内で前例のない医療機器として厚生労働省から薬事承認を得ている。重要な剥離作業をAIによるリアルタイムの解析で支援して医師の負担を軽減。安全な手術の実行をサポートする。
産業デザイナーと協力して操作性やデザイン性を作り込み、24年にグッドデザイン賞を受賞。24年7月には兵庫医科大学病院、虎の門病院で国内初のAI視覚支援下の手術がEUREKA αを用いて実施された。日本だけでなく海外での評価も高く、今後はグローバルでの展開も視野に安全な手術への貢献を進める。
受賞作品の展示風景
「中小企業優秀新技術・新製品賞」では、受賞作品を「国際フロンティア産業メッセ」(神戸国際展示場)、「産業交流展」(東京ビッグサイト)等で展示いたします。この展示により、より多くの方へ作品の魅力を伝え、認知度向上に寄与いたします。
知名度が向上し、
販売先の拡大や売上の増加に
つながっています。
開発技術者のモラールアップや、
モチベーションアップに
役立っています。
信頼性向上により、他社・公的
機関との連携・共同開発などに
おいて、多面的な効果に
結びついています。
応募資格
新技術・新製品、新ソフトウエアを自ら開発した中小企業、個人事業主および異業種交流等のグループや組合。
- 中小企業は資本金3億円以下または従業員300人以下の企業とします。ただし、上場企業・大企業・外国企業の出資が合計50%超の企業、大企業の連結 子会社、上場企業、外国企業およびそれらの実質グループ企業は除きます。
- 共同開発やグループ、組合の場合は、代表(企業または個人)が応募してください。上場企業、大企業、外国企業が実質支配するグループや組合は除きます。
- 応募対象
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【ソフトウエア部門】
ビジネスを目的として、2024年から2025年までの2年間に提供または販売を開始したソフトウエアとします。ただし、従来より存在したソフトウエアでも対象期間中に大きな改良・改善が含まれたものも含みます。
- ゲームも対象としますが、コンテンツにのみ依存し、ソフトウエア技術や提供する機能等に新規性のないソフトウエアは対象としません。
- 共同開発品も含めます。ただし、開発の主体が外国企業の場合は除きます。
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【一般部門】
2024年から2025年までの2年間に開発を完了、あるいは販売を開始した新技術・新製品とします。ただし、従来より存在した技術・製品でも対象期間中に大きな改良・改善が含まれたものも含みます。
- 共同開発品や共同研究の成果も含めます。ただし、開発の主体が外国企業の場合は除きます。
- 表彰対象
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【ソフトウエア部門】
- わが国のソフトウエア分野において、コンピューター利用の高度化や新たな利用分野の開拓により、デジタル社会の発展に寄与するとみられるソフトウエア。
- 機能・性能などの優秀性、着眼・新規性などの独創性、競争力・将来性などの市場性が極めて高いとみられるソフトウエア。
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【一般部門】
- わが国の中小企業分野において、先進的な役割を果たし、わが国産業および社会に寄与するとみられる新技術・新製品。
- わが国産業界の技術向上に寄与するとみられる新技術・新製品。
- 機能・性能などの優秀性、着眼・新規性などの独創性、競争力・将来性などの市場性が極めて高いとみられる新技術・新製品。
審査員
学識経験者らで構成する審査委員会(審査委員長: 新井民夫 東京大学 名誉教授)と各分野の専門家による専門審査委員会で実施。
応募期間
2025年9月1日(月)~11月28日(金) <当日午後5時必着>
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STEP01応募
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応募登録
HPから、応募作品ごとに応募登録をします。
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申込IDの
取得事務局から登録作品ごとに「申込ID」が登録完了電子メールで通知されます。
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応募書類
ファイルの
ダウンロード受信した登録完了電子メールから応募書類ファイルをダウンロードしてください。
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応募書類の
作成応募書類ファイルを開き、応募書類を作成してください。
「申込ID」を必ず記入してください。 -
応募書類の
提出【11月28日(金)午後5時で終了】作成した応募書類データファイルをご提出ください。
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STEP02審査
- 学識経験者らで構成する審査委員会と各分野の専門家による専門審査委員会で実施します。
- 審査は「優秀性」「独創性」「市場性」を中心に行います。「中小企業らしさ」「環境への配慮」「社会的有用性」なども考慮します。
- 審査の過程で作品動画の提出、実地調査や実演による動作確認を行う場合があります。
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STEP03発表と贈賞式
2026年4月中旬、表彰作品を日刊工業新聞紙上に発表するとともに、応募者全員に結果を通知します。また贈賞式は4月を予定しています。
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STEP04作品展示
受賞作品を「国際フロンティア産業メッセ」(神戸国際展示場)、「産業交流展」(東京ビッグサイト)等で展示いたします。受賞作品の認知度向上に広く寄与いたします。
審査委員会 委員長
東京大学 名誉教授
新井 民夫
専門審査委員会 ソフトウエア部門 委員長
情報・システム研究機構 理事
柴山 悦哉
審査委員会 委員15名、ソフトウエア部門 委員8名による審査が行われます。
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どんな規模の会社でも応募できますか?新ソフトウエアを自ら開発した中小企業、個人事業主および異業種交流会等のグループや組合が対象です。中小企業は資本金3億円以下または従業員300人以下の企業とします。ただし、上場企業・大企業・外国企業の出資が合計50%超の企業、大企業の連結子会社、上場企業、外国企業およびそれらの実質グループ企業は除きます。共同開発やグループ、組合の場合は、代表(企業または個人)が応募してください。上場企業、大企業、外国企業が実質支配するグループや組合は除きます。
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審査ではどんな点を最も重視しますが?審査は、「優秀性」「独創性」「市場性」を中心に行います。その他「中小企業らしさ」「環境への配慮」「社会的有用性」なども考慮します。「取引金融機関」は審査対象ではありません。